【新唐人2015年07月27日】日本でも人気の高いパンダですが、現在、最も長寿のパンダは香港海洋公園にいます。その名は「佳佳(ジアジア)」で現在36歳ですが、もうじきギネス世界記録を更新する予定です。
香港海洋公園にいるパンダ、佳佳は今度の誕生日で、1999年に37歳で死亡した武漢市のパンダ、嘟嘟(ドゥードゥー)の世界ギネス記録に並びます。
四川省生まれの佳佳は、1999年にもう1匹のパンダ、安安(アンアン)とペアで、中国から贈られました。佳佳は野外で捕獲されたので、正確な誕生日は分かりませんが、毎年夏に誕生日を祝っており、今年の誕生日のあと、動物圓はギネス世界記録に申請する予定です。
海洋公園動物保健主任 グラント・エイベル氏
「これほど長寿のパンダはめったにいません。人類の世話を受けて、佳佳はギネス世界記録に並びます。ヒトだと100歳に相当します」
佳佳は現在、体重が80キロで、小さな病気はありますが、体はほぼ健康で、おもちゃで遊ぶこともできます。佳佳と一緒に香港に来た安安は28歳になりました。
香港海洋公園の獣医師によると、佳佳はこれまで幾度も生死をただよいましたが、いずれも乗り越えてきました。
海洋公園の獣医師 マルタリ氏
「初めて佳佳を見た時、本当に可愛いと思いました。ただ佳佳を世話するのは、私だけだろうと思っていましたが、あれから10年、命の危機はありましたが、いずれも乗り越えてきました。これほど長生きするとは思ってもいませんでした」
環境破壊や樹木の伐採などで、パンダは絶滅の危機に瀕しています。可愛いパンダを守るには、まず私たちが自然と共存する道を模索しなければなりません。
新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com.tw/b5/20150726/video/153121.html(中国語)
(翻訳/河合 ナレーター/水田 映像編集/李)